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素材構造 装備

長期使用の為にアキレスCSM

アキレスCSMは長期間の紫外線照射や温度変化など合成樹脂の苦手とする状況に強い耐性をもつ素材です。災害や緊急の時に必要とされるエアーテントですから、良い条件の中だけで使用することは出来ません。夏の日射にさらされ、雨に打たれ、寒冷地での使用など過酷な条件が想定される中で、最も信頼できる素材がアキレスCSMであるとアキレスでは考えています。PVCでは寒暖差や可塑剤の飛散による硬化があり、条件によっては扱いにくさが目立ちます。様々な温度条件化でもしなやかさを失わず、紫外線・オゾン・オイル・薬品等での劣化の少ないアキレスCSMがエアーテントの素材として最高のものと位置づけています。

気密構造に自信

アキレスエアーテントのグレードはオールアキレスCSM製引布のAシリーズを筆頭に、PVC天幕を使用したASHシリーズからなりますが、全てのシリーズに共通しているのは気柱に使用している素材は必ずアキレスCSM製引布であるということです。(ASVは除く)
前述のようにアキレスCSMはあらゆる環境で信頼性に富み、長期の使用に対してもこれまで十分な実績を残しています。
アキレスエアーテントの気柱にはこのアキレスCSMを表面にトッピングしたアキレスCSM製引布を使用しています。
さらに、気柱表面が傷ついた位ではエアー漏れにつながらないよう、裏面には気密を保持する為のクロロプレンゴムを2重にトッピングすることでエアーテントの命といえる気柱の気密性を高めています。


アキレスエアーテントの気柱は表のアキレスCSMだけでなく、裏面にもクロロプレンゴムを2重にトッピング

衛星面にも配慮したエアーテント

エアーテントに使用しているアキレスCSM製引布には抗菌防カビ剤を練りこんでおり、収納時にエアーテント内で雑菌やカビが繁殖し異臭の原因を作らぬよう配慮しています。

剛性に優れた直交構造

アキレスエアーテントの気柱同士は気柱そのものが他の気柱に埋め込まれた形となる“全周結合”を採用しています。従来採用していた“部分結合”(気柱の端部のみを他の気柱に接合する方法)に比べテント全体の剛性が高くなり風が吹いた際にも揺れにくいテントを実現しています。

鍛えられた機能性

アキレスエアーテントは天幕・床・気柱が完全に独立した部品で構成されていますので、それぞれに分解して取り外すことも可能です。使用中に天幕や床、あるいは気柱が再起不能なほど大きなダメージを負った場合でもアキレスエアーテントは部品のみの交換で復旧しますので、経済性にも優れます。

また、アキレスエアーテントは収納の手順まで考え抜いて設計されていますので、手順どおりの収納を行えば誰でもスムーズに折りたたむことが出来ます。ブロアー等で排気する必要は一切ありません。手順どおりに収納されたテントは次回設営時にも広がり方が予測でき簡単に設営が出来ます。そして、アキレスエアーテントは連結布を使用し、テント同士を簡単に連結できるよう設計されています。

充実した装備

テントの周囲をとりまく防水壁をはじめ、充気・排気をスムーズに行える大口径エアーバルブの採用や気柱内圧の異常上昇を防ぐ安全弁の使用など安全につながる装備を標準で付属しています。また、張綱・ペグ・吊り下げ用D環の数など便利な機能も標準仕様で装備しています。

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