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アキレスエアーテント

医療用テント 感染症対策用陰圧式エアーテント

隔離病室用について

感染症が疑われる患者の問診や、治療に対しては隔離用の個室設置が求められますが その条件としてはウィルスが外部に漏れ出さないように外部より空気圧を低くする「陰圧」にすることや、独立した空調により換気回数や温度・湿度のコントロールが可能なことなどがあります。
陰・陽圧室用に専用設計されたNPシリーズは二重天幕構造の為密閉度が高く、推奨する多目的空気清浄機(ACE4000)との組み合わせにより、CDCのガイドラインである外部との差圧(2.5Pa以上)や換気回数(12回/h)の管理が容易に実現可能です。 差圧の管理には前室の設置が必要ですが、前室専用の小型テントだけでなく、より大型のサイズも前室として連結できますので、患者の待合室を兼ねるなど、様々な運用に対応できます。

テントの構造は天幕と内幕による二重構造で、密閉度が高い他、断熱性にも優れます。 容易に設置できる専用のエアコンを用い、夏季の使用も可能で、外気温が氷点下にも及ぶ冬季には断熱層だけを暖める「間接暖房」の設置も可能です。

写真:NP-66前室付き
▲NP-66前室付き

■小さく保管 すばやく設営
NP-45なら保管時に約100cm×80cm×60cmと大変小さく収納できます。テントの立ち上げは、小さく畳まれ収納袋に収まっているエアーテント本体を取り出して広げ、付属の100Vブロアの分岐ホースをテント気柱のバルブに繋いで電源スイッチを入れるだけ。見ているだけで自動的に、数分で立ち上がります。
金属パイプをセットしたり、天幕を取り付けたりする必要が全く無いので、誰でも簡単に設営出来ます。
収納する時も、気柱バルブのキャップを開けて空気を抜き、畳んで収納袋に入れるだけで、簡単に小さな梱包になります。 変形や破損の恐れのある金属部品は無いので、運搬する時に、地面に転がしても、トラックの荷台から落としても安心です。テント本体全てが一体なので、細かい部品が無くなる心配もありません。
立ち上げた後、多目的空気清浄機(酵素HEPAフィルター、紫外線殺菌及び活性炭)にてテント内の空気を濾過殺菌し、その空気をダクトからテント外へ吹き出すことにより、大気圧に対して数パスカル陰圧の野外陰圧病室に出来ます。
■陰圧環境の為の2重天幕
空気感染に対応する為にはテント内を陰圧環境に保つ必要があります。NPシリーズは多目的空気清浄機と組み合わせることでテント内部を陰圧環境に保つことが可能です。一般的なテントのように天幕が1枚だけの場合、密閉する事で陰圧環境を作り出すことは出来ますが、人の出入り等により開口部を開けた瞬間に陰圧環境は失われ空気感染のウイルスを拡散する危険があります。このためNPシリーズでは2重天幕構造を採用することで常に開口部を作らない密閉空間を作り出すことで安定した陰圧環境を実現しています。
■安心できるディスポーザブル対応
NPシリーズの内天幕と床は取り外しが可能、ウィルス残留の疑いが残る場合、内天幕と床を交換するだけで安全に再利用可能です。内天幕と床はPVCターポリン製の為、次亜塩素酸による洗浄も可能です。
 
■飛沫感染対応 トリアージシリーズ ASHシリーズ
新型インフルエンザの感染が飛沫感染及び接触感染に限定する場合は陰圧環境が作れなくとも、屋外に設置したテント等へ隔離するだけで感染拡大に効果が期待できます。
このような場合NPシリーズのような密閉構造を有しないものの、トリアージシリーズやASHシリーズでも充分な性能を有することになります。素人でも設営が簡単に出来る点や運搬や保管のしやすさなどはNPシリーズと同じで、組立て式テントや別パーツを使用するエアーテントのような部品欠品や破損によって組み立たなくなる心配がほとんどありません。
ASHシリーズはNPシリーズと比べコストパフォーマンスに優れており、新型インフルエンザ対策用の簡易な隔離病室用として多くの台数を必要とされる場合に適しています。
写真:トリアージテント
▲トリアージテント

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